若女将の加太便り

誕生15周年記念 ひいなの湯リニューアルOPEN!

「2018年06月」の記事一覧

煎り酒ってご存知ですか?

最近ハマっているもの。

これです!!

 

 

 

 

紀州ファームさんのいりざけです( *´艸`)

 

【紀州いりざけ】は日本酒のアルコールが無くなるまで煮詰め、紀州南高梅干、昆布とかつおエキスを加え、昔ながらの製法をもとに製造しています。醤油と違い、強い個性を持たず素材の風味を生かすので、白身魚や貝類(刺身)、和食、洋食、中華、様々な料理に合うよう、塩分も醤油の約半分と体にやさしい調味料です。

 

・・・だそうです。

あまりメジャーではないのでご存知ない方もたくさんいらっしゃると思いますが

いりざけは日本で生まれた調味料で

古くは室町時代末期に考案されたと言われています。

醤油が普及するに従い利用が減り

現在では一部の食通の方やお店が利用するだけ

言わば幻の調味料なのです。

梅干し大好きな私にとってこの調味料との出会いは

この年まで巡り合わなかったのが残念なほどで

お刺身はもちろん、冷や奴、卵かけご飯、野菜炒め、

いろいろ試して楽しんでいます。

あ、それにたこ焼きにもめっちゃ合いました!

柔らかい酸味なので本当にいろんなお料理に合います(^-^)

ご興味のある方はぜひお取り寄せくださいね。

 

 

先日、住み込みの調理場スタッフたちが

プチお疲れさま会をするので

真希美さんも良かったら一緒に〜

と誘ってくれたので

二つ返事で

お料理一品差し入れしてホイホイ参加。

こういうのがあるから楽しい(^-^)

 

メンバーは

ひとりは今年入りたてのぴちぴちの(←死語?)18歳の男の子。

ひとりはぴちぴちだった二十歳に入社し既に勤続8年の中堅で頼もしい存在になった男子。

ひとりは入社丸一年の間にズボンのウエストがぴちぴちになりつつある30歳代男子。笑

三者三様個性があっておもしろい。

 

入りたてのぴちぴち男子は家業が飲食業をされていて

そのお店を継ぐための修行生活にウチを選んでくれました。

家に帰ればいつもアルバイト代ももらわずに皿洗いなどの手伝いをやっているとのこと。

泣ける~なんてええ子なんやー( ;∀;) ←母親目線。

 

入ったころやんちゃだった中堅男子は8年の間にすっかりオトナになって

質問上手で聞き上手のいいオトコになってきた。笑

一言で8年と言っても成長を実感する意味ある年月

なぜなら夕食時のお客さまとの会話も軽妙で

任せても心配のない妙な安心感が漂うように。

 

この中で一番おこちゃまなのは30台男子だなぁ。

でも彼は彼でいいところもいっぱいあるし。

3人の話を聞きながらボーっと考える。

結局は人としての味わいは年齢だけでは図れず

人が人として育つためには何が必要なんだろうと考えると

一時間の休憩時間があれば

例えばゲームばかりして過ごす人、片や読書したり英語の勉強をしたりする人。

小さな蓄積はその後、大きな人間力の差となるんだよなぁ。

それに自分のためはもとより

誰かのために動くことは大きな力となるだろう。

ゲームをして自分の手元ばかり見ていてはそれができない。

ということは

自分と誰かのために常に生きていて

目標や目的意識が明確であり

そのための知識欲が旺盛であることなのかな。

 

まーとにかく。

みんな働く場が楽しいと思ってくれるのはこれ以上ないくらい嬉しい。

いい子たちばかりでワタシャ幸せ過ぎるぜよ!涙

この子たちが幸せになるように頑張らないかんぜよ!

そう思った楽しい夜でした。

 

 

さーてご夕食タイム!

6月に入り夏のお料理に変わっています。

 

昼間が長くなってまだ明るい。

お客さまのお顔も明るい(*´-`)

ではでは行ってまいりまーす♡

スランプなのだー

久しぶりに朝から大浴場の清掃をしました。

抜け落ちていることも

わかっているのにできていないことも多々あり。

お掃除強化しないとな~と。。。

 

 

 

もう梅雨入り?なのですか?

ここ数日は雨続きでなんだか心も浮かない。

いつも平坦な気持ちでいられたらいいのだけれども

最近はちょっとスランプ気味で・・・。

理由は自分のなかでは明確なのですが

だからと言ってすぐに解決する問題でもないことも明確。

 

じつはこんなことをここで書いては身も蓋もないのですが

白状すると私はとにかく社交性がないのです。

そう、致命的!

え?ウソだぁ〜!と思われる方、本当です。

なぜならずっと一人でいることも

一日中ひとことも言葉を発せずとも

全く苦にならず、むしろそれが心地良い。

この仕事をしていると

それなりに多方面からお誘いいただいたりしますが

でも、、、行けない。笑

 

社交性とは自分の主張を通し、しかも相手を傷つけない能力のことだと言う。

社交性のない人の多くは

おそらく相手を傷つけてしまうことに恐怖を感じたり気を遣い過ぎたりして

自分自身が疲れてしまうのだろうと思う。

 

私にとってこの仕事に携わり続けることはわざわざ苦行のための人生を選んだのと同じ。

社交性のないヤツに素晴らしい接客などできようはずもなく

私はここにいることに意味があるのだろうか?と思い悩んだり

ちょっと笑顔のないお客さまを見ればすんごーく気になって仕方がないし

喋りかけても会話が続かないお客様がいれば夢にまで出てくる。笑

それ以上にずっとこの先もついて回るだろう私のこの重大な悩みを

性格真逆の夫に話してもわかってくれないのが最大の悩み!笑

イヤ笑ってる場合じゃない、結構深刻なのよ。

 

なので願わくばどうか皆さま私に話しかけないでください。笑

イヤイヤ、逆だ。

社交性のないおかみに愛の手を。笑

・・・という心の声は叶うはずもなく

どうしようもないので自分でスランプ状態を抜け出すしかないので

そんなときは

昨日のように掃除のおばちゃんに変身し

洗面器を磨いて

掃除機をかけて

トイレもピカピカに磨き上げる。

きれいになると心も浄められてワンナップした気がするから不思議です。

 

昨日はおかみのまかないデーだったので

サバの味噌煮とシジミのお吸い物と

マカロニに刻んだキャベツ入れてイタリアンドレッシングとマヨネーズで和えたテキトーなサラダと

シメジとナスとベーコンのぽん酢和えを作りました。

 

料理はいいなぁ。

作品として評価されるだけで。

人間として評価されるのは時にしんどいよね。

↑ 重すぎ!笑

 

まー頑張るか。

みんな同じ、それぞれに頑張ってるもんね。

 

今日は暗い内容ですみません💦

そのうち復活してるはずです。

いつもお客さまに助けられてね。笑

サラダパン

今日は滋賀の幼なじみから嬉しい届け物が。

 

 

秘密のケンミンショーで

あっという間に有名になっちゃったサラダパン。

ダンボール二箱、50個も届きました😂

 

滋賀県の木之本町にある

老舗のパン屋さん【つるや】さんは

食べ盛りの学生の胃袋を満たしてくれている

地元で愛されているお店です。

私も学生の頃時々お世話になりました😊

パッケージも味も変わらずで

ホント懐かしいなぁ💕

サラダといえど

中身は刻んだたくあんなんです!笑笑

 

 

皆さまにも思い出の味がきっとおありでしょう。

私は仕事人間の父親だったから

あまり何処にも連れて行ってもらえなかったけど

唯一、半年に一度くらい外食に連れて行ってくれました。

そんな時は朝からお祭り騒ぎ。

学校からすっ飛んで帰ってきました。笑笑

 

私の思い出の味は

敦賀市に店舗展開するヨーロッパ軒。

それと車で20分くらいのところにある昔ながらのレストラン。

このふたつ。

行くたびに違うものを食べようとするけど

結局同じものばかり頼んでしまう。

冒険できなかったなぁ。

なんでだろ?

年に数回の貴重な外食だったから失敗したくなかった?

なんでも好きなもの食べよや、と言ってくれる親に遠慮してたから?

でも美味しかったし

楽しかったし

幸せでした。

 

冒険できない理由がわかったのは

この仕事のおかげかな。

そんな思い出の味にウチもなっているのだと

気付けたから。

ご常連さまのお子さまがウチのお子様ランチが大好物だとおっしゃっる。

毎回同じでいいとおっしゃる。

 

調理長曰く

「お子様ランチは変えない」

何故ならここに来たらこれを食べることには意味がある。

家族と一緒に変わらぬ味を楽しみ

幸せ溢れる思い出を貯める。

子どもには味なんかより記憶そのものがご馳走なのだ。

納得だね。

 

食べ物により

様々な気付きをもらえるのはありがたいことです。

私も昔を懐かしんで少しリセットできました。

 

ダンボールにはこのメッセージが。

生産者の思いがじんわり伝わります。

 

 

そう!

思い出の味にならなきゃ❣

Sくん

ありがとう😊感謝!