若女将の加太便り

誕生15周年記念 ひいなの湯リニューアルOPEN!

ひと針ひと針

先々週に洗濯するために取り外した座布団カバーは

おかあさんがすべて入り口を縫い付けてくれました。

丁寧な縫い目

壊れかけたファスナーを閉じ合わせ

御年85歳が合計70枚をひと針ひと針丁寧に。

(イメージです)

働くってなんでしょね。

もはや家計のためではなく、一人で縫い上げたことを恩に着せるわけではなく、決して自慢するわけではなく。

母親が子どもを無条件に愛し、なんの見返りを求めず育てるように、働くことは人生そのものとして。

だからこそとても尊い。

来ていただいたお客さま。

この座布団は大女将の優しい作業で生まれ変わっています。

そう思いながらお使いいただければ幸いです。