若女将の加太便り

誕生15周年記念 ひいなの湯リニューアルOPEN!

「新着情報」の記事一覧

再開と再会!

おはようございます!

今日の朝食から、以前のような「ハーフバイキングスタイル」を再開しました!

またまた営繕スタッフの力作!パネル5枚!


お客さまにはマスクとビニール手袋の着用、カウンター前のお話を慎んでくださるようにお願いしております。皆さま、きちんと守ってくださりながら、静かに召し上がってくださいました。ご協力に感謝でございます。

昨日は、嬉しいことと、悲しいことが両方ありました。
まずは悲しいこと。
ウチが大好きで、赤間のお料理が大好きで、20回以上お越しいただいていたご常連様。一番下のお嬢さんは「ひいなちゃん」と名付けていただいたほど。
そのご主人さまが3月に突然お亡くなりになりました。まだ40代。コロナが落ち着いたらウチに来ることを楽しみにしてくださっていたとのこと。
奥さまにお悔やみを申し上げ、ご夕食時に大好きだったビールを添え陰膳をご用意致しました。「きっとここに一緒にいらしてくださってますね」とお話ししながら、故人を偲びました。


そして、嬉しいこと。
これまで40回も来てくださっていたご常連様が、ある時からパタリとお見えにならなくなりました。ご友人からの情報で、ご主人さまがご病気と知り、すぐさまお電話を致しました。後日、奥さまからお手紙をいただき、その状況の深刻さにただただ胸を痛めておりました。私にできることはないだろうか?と、必ず良くなられ、またお会いできることを一心に願い「宿泊ご招待券」をお送りいたしました。
そして今回、ようやく叶いました!お元気なお顔に会え、思わず泣きそうになりました。闘病中もいつもブログを見てくださっていたと聞きじわりと涙が。スタッフたちも代わる代わるご挨拶させていただき笑顔笑顔。
「宿泊ご招待券」はずっと持っていてくださり、いつの日か使わせてもらいます、とのこと。本当に良かった。願いが叶いました。

宿の日常はこうしたドラマの連続です。日本が大切にしてきた原風景が凝縮されていると感じます。そして、私の歴史を作ってくださるのは、他でもないお客さまだという想いを強くしました。
まだまだ未熟ではありますが、お客さまの日常とともにあり続ける宿を目指してこれからも元気に頑張っていきたいと心新たに致しました。

4連休は

手放しで喜んではいけない状況ですが、忙しさが戻ってきてこの連休も満室状態でございます。ムスメと次男坊も出動、スタッフ総出で頑張ってくれています。

お問い合わせのお電話も多くいただいております。日帰り入浴は時間を短縮しております。お昼のランチ営業は11:00~14:00まで、待ち時間も発生しておりますので何卒ご了承くださいませ。

Go to キャンペーンが始まりましたね。詳細が明らかにされないままのスタートで、受け入れる側はもちろんのことお客さまも情報収集に翻弄されっぱなしですが、当館では「宿泊証明書」と一緒に「還付手続きの案内」をお渡ししておりますのでご安心下さい。
それに加え、ひと足早く和歌山県在住者に向け「わかやまリフレッシュキャンペーン」も始まっております。当館でも専用プランを作成しご予約を承っております。
県民の皆さま、チケットはお買いになられましたか?とてもお得にご利用いただけるチケットですよ~♪
お申し込みには上限がございますので、まだの方はぜひお急ぎくださいね。

ではでは、栄養ドリンクをぐびっと飲んで今日も夜まで頑張ります!

書かずにはいられない

突然のショッキングなニュースに、大声を上げたのは私だけではないでしょう。

私は「隠れ三浦春馬ファン」でした。
涼やかで美しいルックス、クシュっと笑ったときの少年のような顔、とても好きでした。
お芝居も観に行きました。抜群の演技力に加え澄んだ歌声、軽やかな身のこなし、本当に素晴らしい俳優さんだった。
あー。残念のひとことです。

可哀そうに。疲れちゃったのかな。
常に走り続ける人が背負う孤独と重圧と絶望と。クリアしてもクリアしてもまた次の壁、真面目で完璧主義で気遣いができる人柄だったとのこと、辛かったのだろうと思います。はた目にはなにもかも持っていて順風満帆、それでも人知れず苦悩があったのですね。

詳しい家庭環境はわかりませんが、小さな頃から大人であることを求められきたから、例えば・・・ちゃらんぽらんに過ごすことの大切さや、頑張らなくてもいいんだよ、休んでもいいんだよって笑いながら教えてくれる同性の家族が身近にいたなら違っていたのでは?楽しい時間しか共有しない友人ではダメだったんじゃないかな、と思ったり。

でも、自ら命の終わりを決めないでほしかった。

本当に残念で悲しすぎます。
心よりご冥福をお祈りいたします。