若女将の加太便り

誕生15周年記念 ひいなの湯リニューアルOPEN!

すくすく成長中!

最近の関心ごと。

 

同じ時期、同じ場所、勝手口のちょうど真上。

我が家を定宿としてくれているツバメちゃん。

(毎年同じツバメなのかは定かではないですが、笑)

仕入れ業者さんの出入りをお行儀よく見守りながら

今年は6羽のちびっこがすくすく育っています。

大きくなって巣のなかでぎゅうぎゅう詰め状態!

 

 

 

 

 

 

 

 

もう間もなく巣立ちかな?

ちっちゃいのがまだ不慣れな様子で空を飛び交う姿はとても愛らしく

思わず「がんばれ!」と声が出てしまいますよね。

 

親鳥がひっきりなしにエサを運んでいるのを見ながら

どんな世界でも親はタイヘンだなー。

と思いながら

目黒で起きた悲しい事件が頭をよぎる。

同じ子を持つ親として

まだ5歳の少女が残した手紙には

涙をこらえることができませんでした。

けれど怒りや悲しみ無念さ、いろんな感情が湧いてきても

思いのたけをこの場でつらつらと書き綴る程度で無力な私にはそれ以上のことは何もできない。

 

かなり昔のブログでも書きましたが

泊まられたお客様の中で虐待の可能性のあるご家族がありました。

まだ8歳くらいの男の子はほっぺたを真っ赤に腫らして

夜中の薄暗いロビーでずっと座っていました。

声をかけると

「おかあさんは悪くない」

何を聞いても

「おかあさんは悪くない」

親をかばう言葉しか話さない少年に

日ごろからの虐待の可能性が見えました。

どうしようもない切なさを感じながら

私はただただ佇むことしかできませんでした。

子どもにとっては親と引き離されることは恐怖でしかないのだ。

どんな劣悪な環境であっても親が一番なのだ。

私はこの場面を忘れてはならない。

 

いつどんな世の中になろうが

イジメも虐待も決して無くなることなどない。

それならばどうすればいいのか?

悲しい事件が起こるたび

私の頭の中にはあの時の少年の顔が思い浮かびます。

通報するほうが良かったのかと今でも考えます。

ですができなかったという方が正しい。

きっと私のように知っていても何もできなかった方も多いはず。

だから

それが例えば

「通報する義務」であればこういった悲しい事件を減らすことできるかもしれない。

義務を果たした者も守られる権利があれば。

里親制度がもっと普及し充実すればもっと幸せな子が増えるかもしれない。

無くならないのなら

それ以上悪くならないよう対策しないと。

まぁ私の薄い思考で考えられるのはこれくらいだけど

これでお給料貰っている行政や各機関の方々は

すべきことをきちんと精査して

真剣に取り組んでほしいと願います。

 

 

ウチのツバメちゃんたちは天敵に襲われることなく元気に育ってほしいなー。

動物は虐待もネグレクトもない。

ある意味動物のほうが崇高で美しいなぁ。

整列した可愛い黄色いくちばしに朝からパワーをもらい

さー週末張り切ってこーーー!

皆さんも良き週末を╰(*´︶`*)╯♡